チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

原発と理科教育で進め!

チャンネルJがネットジャーナリスト協会名義で手がける事業に
創造性の育成塾というのがあります。
全国から優秀な中学2年生を集めて、夏休みに理科の合宿。
その運営に協力してもらってるのが
全国の中学校の理科の先生の団体である全中理(全国中学校理科教育研究会)。


その全中理の会長、東京都中野区立第九中学校校長・宮下彰先生と
元会長、JAXA宇宙教育センター長・中村日出夫先生が来社しました。


その創造性の育成塾を始め、理科教育関連の仕事を広げるには
理科の先生がたとのパイプが武器になるってんで
ネットジャーナリスト協会(=チャンネルJ)は
全中理との関係を深めようとしているのです。
この日の打ち合わせで
ネットジャーナリスト協会会長、有馬朗人元文部大臣のことが話題にのぼってます。
というより、ネットジャーナリスト協会(=チャンネルJ)とともに活動するのが
全中理にとっていかに良いか、有馬先生の威光をバックに吹聴してるって趣。


佐田チャンネルJ代表「有馬先生は希少価値。有馬さんが言えば聞く。
 理科の実験予算などは
 東電の勝俣会長やパナソニックの中村会長のほうが力がある。

 文科省の担当課長が東電の勝俣会長のところにわざわざお礼に行ってる。
 有馬さんと経済界が組むほうが可能性がある。
 全中理が大きくなれば予算がつく。強化、実績作りが大切」


山口ネットジャーナリスト協会事務局長「(文部科学省)基盤政策課の
 川端さんていう課長が前からやってんですよ。
 『私はJST(科学技術振興機構)のお金を握ってる』。
 サイエンスニュースとかやるから、大臣と有馬さんが会うから」


佐田「私が一番カチンと来たのは、我々が全中理といっしょにやると言ったら、
 川端課長は全中理って何ですかって話。連立政権になって日教組が力を持つ
 って言うけど半年か1年ですよ。CO225%削減の話だって
 経済界も東レの榊原さんとかパナソニックの中村会長なんか
 日本の理科教育を憂いている…」


山口「全中理って何だって言うから頭に来て
 当時の(文科省)玉井審議官とJSTの北澤理事長に有馬先生を会わせて、
 全中理ってこんなもんだという認識を与えた」


赤坂(パナソニックの社員。このあとチャンネルJに入社、常務取締役に)「現場は
 よくやってる。やってんだよってアピールするほうが先じゃないか」

佐田「もったない。個別にやってもわからない。だからネットで。
 そういう枠組みがあると応援しやすい。全中理という団体が全国にあると」
中村「先生は子供のほうを向いている。全中理の活動を知らせるという力が
 落ちてる。この10年間は国とのパイプが切れてる」


佐田や山口は、全中理を親睦団体以上の、影響力を持ったものにしたがってる様子。
そうすれば、理科教育におけるネットジャーナリスト協会(=チャンネルJ)の
存在感も強まると。


赤坂「この間JSTの広報部長のところに行った。僕が今、JSTの理科教育支援の
 予算の組み替えが必要だと思っているのがサイエンスチャンネル。CS放送。
 僕自身が以前CS放送にいたんだけど、視聴率とったら0.0000(笑)。
 サイエンスチャンエルの10%くらい予算を回せと言ってる」


佐田「有馬先生がやるしかない。なのに有馬先生抜きに議論が進んだりする。
 有馬先生は必ずそれでいいとなる。
 彼は原発推進ってことがあれば、あとはどうでもいい」


ホントかよ! 勝手に代弁していいのかよ(笑)


中村「原子力とか放射線とかCO2削減だとかに向かうには、
 理科教育で正しい理解を国民に与えなきゃいけない。
 初等中等教育からやらなきゃダメなんだ。それを国家戦略としてやるんだと」


佐田「NHKがやったために日本で一番引っかかっているのは廃棄物の処理場。
 フィンランドでは国を上げてでっかい処理場を作っている。
 それを去年ネットジャーナリスト協会で300万くらいの予算で取材に行った。
 そういうところ行くと目から鱗が落ちる。先生がたも行けば、
 あちこちで報告会開けば、それこそ原発推進って意味じゃね。
 有馬先生が旗をふって全中理といっしょに。
 有馬先生が1人でやってるといつまでたっても1人。
 全中理が育てば有馬先生も安心して死ねる」


佐田「全中理が中心になって選ぶ。文科省が側面支援。
 文科省が選ぶんじゃなくて全中理の先生がコンペをやって、
 有馬さんのネットジャーナリスト協会が下支えをしている」


これは、理科の優秀な先生を公募して表彰しようという試みで
翌2010年に「理科の達人先生」表彰となって実現する。
受賞した5名の先生のうち4名が
創造性の育成塾などでネットジャーナリスト協会と関係のある人。
副賞はヨーロッパへ原発関連施設を中心に視察旅行


先生たちが本心ではネットジャーナリスト協会(=チャンネルJ)のことを
どう思ってるかはわかりません。。。


山口「大臣はそれでやっておいて、その次は1ヶ月くらいあとに副大臣。
 実際に金握っているのは(文部科学副大臣の)鈴木寛だから。
 現実的にやらないと。鈴木寛は文科省の予算を削るってテレビで。
 そんなもんヤラセだから。鈴木寛はなかなかのもの」


このあと、チャンネルJで月イチで鈴木寛参議院議員のインタビュー番組開始。


この打ち合わせ、改めて振り返ると感慨深いものがありますね…