チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

創造性の育成塾に平野文部科学大臣

3月29日に創造性の育成塾「春期総会・同窓会」てなものがあったらしく
チャンネルJにそのときの記事が掲載されてました。


春季総会・同窓会 開催のご報告


塾長の有馬朗人氏
ノーベル賞受賞の江崎玲於奈氏、小林誠氏、根岸英一氏
平野博文文部科学大臣、鈴木寛前文部科学副大臣、塩川正十郎元財務大臣・東洋大学総長 が出席と、
「権威」好きには満足がいくであろうと思われるメンツが集まりました。


平野博文大臣って松下電器労組出身で
チャンネルJ赤坂常務も同じ松下出身ってことで、コネがあるんだよね。
鳩山内閣で平野氏が官房長官だった頃
チャンネルJではサイエンスニュースという番組を強引に立ち上げ、
お上から金を引っ張ろうとしており、こんな会話が交わされておりました。


○2009年9月10日役員会議
赤坂取締役「29日にその概要を全中理(「全国中学校理科教育研究会」中学校の理科の先生の団体)の先生がたに言えばいい?」
飯嶋常務「そうですね。僕がやります」
佐田代表「OK。それが(サイエンス)ニュースの中身。赤坂さん、営業のほうは立地対策予算が一番近いのかな
赤坂文部科学省原子力立地対策室で、消費地、東京とか大阪で年間800万。それは東京都に投げられていて、東京都教育委員会が放射線教育ということで先生方に講義をして、例えば原発の見学に行くという予算。それが去年も800万上げてるのに200万弱しか消化してない。今年も170万ぐらいだと言うので、売れ残ってるから、何か使い道を東京都に聞きに行ってくれたらありがたいという話があって。それで東京都の教育センターに山口(ネットジャーナリスト協会事務局長)さんといっしょに聞きました『使い切れてないでしょう600万』。高畠(練馬区立開進第一中学校)校長に電話してもらったら『それは区の金じゃない都の金だ』と…」
佐田「東京が上手くいったら来年度から千葉、埼玉
赤坂「と、いきたいところですね」
佐田原発ってのは、今度の(温室効果ガス)25%削減のなかで原発は間違いなく動かさざるを得ないから、これは何かになるよね。官房長官の平野さんにまとめ役として動いてもらうと。今日これを(パナソニック)桂専務(当時、現副社長)に頼まなきゃ」


音はノイジーなのでヘッドフォンで聞いていただいたほうがよいと思います。


○そして会議の後

赤坂「提言があるでしょ『地球を考える会』の」
佐田「提言をどこかでやらなきゃいかんな。『理科教育ルネッサンス』の提言も」
赤坂「そうですね」
佐田官房長官が平野さんというのはものすごくハッピー。官房長官経由で鳩山さんに渡してくれっていうことになるから。総理の日程とる必要無しに官房長官が渡したことにすれば。一度有馬先生が官房長官の就任祝いで一席設けるというのはどうか?
赤坂「鳩山さんじゃ?」
佐田「本当は鳩山さんだけど、鳩山さんは国連総会だ何だで、どうしようもないからね。鳩山さんには電話してもらう」
赤坂「要は平野さんと1回飯食いたいって話」
佐田「そうそうそう」
赤坂「それは言ってみたらいいんじゃないですか」
佐田「あるいは、平野官房長官に『地球を考える会』『理科教育ルネッサンス』で何かしゃべってもらうのはできないか」
赤坂「それが一番いいですね」
佐田「官房長官としても新しい味方を作るって意味じゃ有馬先生なんか学者の代表として」
赤坂「囲む会みたいなの」
佐田「学者、財界人でね」
赤坂「その辺は桂さんに聞いてみればいい」
佐田サイエンスニュースは何が何でも来年4月からは、JST(独立行政法人科学技術振興機構)の予算を、たとえ2000万でもいいから。これは有馬先生が張り切ってるから
赤坂「もうちょっと様子見ましょう。あんまりせっついても。気分を害すると」
佐田「年度内に東京が一つできれば
赤坂「そうなんだよね」
佐田「今度の19日※に、官房長官、できればちょっとでも顔出してもらえれば。『(温室効果ガス)25%の削減のためには原子力の効率化が必要です」みたいな挨拶でもしてもらえば、誰も反対できない
赤坂「そういうことも含めて」
佐田「赤坂さんが(パナソニック)中村会長、桂専務(当時)の手足として」



※19日と佐田が言ってるのは、このこと

地球を考える会:次期IAEA事務局長・天野之弥大使に期待するシンポジウム「核不拡散と原子力の平和利用」-日本の安全保障-

このブログにはまだ書いてないけど、安全保障関係(要は武器輸出緩和)のシンポジウムも
チャンネルJ(=ネットジャーナリスト協会)の大事な持ちネタの一つなんだよね。
このIAEAのシンポは
「原子力」「安全保障」というチャンネルJの2トップが並んだ豪華版?のイベントでした。
supported by 三菱重工、パネラーの西室氏は元東芝会長、有馬先生もいますね。
あるジャーナリストのかたが言っておられました。
「武器は原発と同じ」


チャンネルJとJST(独立行政法人科学技術振興機構)の関係を紹介すると
2008年度に有馬朗人先生のお陰で
進む放射線利用と原子力ルネッサンス
※サイエンスチャンネルが2012年4月にHPをリニューアルして番組一覧にはリンクが切れましたが、リンク先から番組一覧にたどり着けます
という12本シリーズの番組の仕事をいただいたのですが
飯嶋常務(当時部長)担当の2本が2ヶ月納期が遅れるという大失態を犯しました。


それに懲りず、上記のように「サイエンスニュース」なるものを企画し、制作に踏み出しましたが
思うようにJSTからは発注はもらえませんでした。
(そもそもチャンネルJには科学の専門知識のある人間はおりません)


しかし、2011年度からJSTは正式に
サイエンスニュース
※サイエンスチャンネルが2012年4月にHPをリニューアルしてサイエンスニュース単独のHPはなくなりました。
を開始し、数社に混じってチャンネルJも動画制作を受注しております。


見たらこんな番組がありました。


シリーズ放射能と食品検査 魚を安全に食べるために


今まで「原発推進」
「進む放射線利用と原子力ルネッサンス」なんて番組を国のお金で作って
それが、原発事故が起こったら
「シリーズ放射能と食品検査 魚を安全に食べるために」だって。
推進していた原発の事故でまき散らされた
放射性物質の食品への影響についての番組を作ってんだよ。
どんなマッチポンプだよ。
何の節操もないと思いません?


原発再稼働反対デモもいいけどさあ。
世界の片隅の、鼻くそみたいな、小さなことだけどさあ。
とても具体的なことが、ここにあるんだけどなあ。
こういう破廉恥というか、インチキというか、茶番はスルーされちゃうんだよね。

消費者の不安を解消するためにも検査体制の一層の充実が求めらています」
 from シリーズ放射能と食品検査 魚を安全に食べるために

お前が言うな。クズ。