チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

一番大きな仕事が無くなる!

総務省がやっている地域づくり総務大臣表彰というのがあります。


チャンネルJは、地域づくり総務大臣表彰の受賞団体の紹介ビデオを作るという仕事
財団法人地域活性化センターってとこから貰っています。
受注額は年間8000万。
受賞団体が毎年35くらいで、1本の制作費がせいぜい100万円くらいなので
8000万-(100万×35)=4500万
と、半分以上が儲けという、太い仕事です。


例のNPOネットジャーナリスト協会名義で受注しており
実際、制作にあたるのは、チャンネルJ。
チャンネルJの社員や、チャンネルJに雇われたフリーのディレクターが
ネットジャーナリスト協会を名乗って、名刺を持って、仕事をやる。
公共色の強い事業だから、私企業のチャンネルJが表に出ちゃマズいということなのでしょう。


まとめると
総務省→地域活性化センター→ネットジャーナリスト協会→チャンネルJ
という流れ。


地域活性化センターっていうのは、いわゆる宝くじマネーが流れている財団法人で
事業仕分けの対象になっています。
2010年05月21日 - 事業仕分け詳細と評価結果 | 内閣府 行政刷新会議
民主党政権になってから
この地域づくり総務大臣表彰の仕事も、ヤバいという話は出ていたんだけど
今年度は予算1000万円減だけで済んで、7000万で受注。
来年はどうなるか?ってとこだったのです。


佐田「最終決定は11月。けど、もうどうしようもない。
 事業仕分けで、総務省のOBが天下っているところが金を配るっていうのが
 おかしいという話。
 地域活性化センター理事長が総務省OB。もろに理事長、部長。
 万が一、お目こぼしにあったとしても、随契というのがおかしいと。
 役所として今の民主党政権だれになっても同じ。
 かえって小沢がなったほうがメチャクチャになって。
 山口(ネットジャーナリスト協会事務局長)さんが食い下がったんだけど
 結局、役所の世界じゃなくて政治の世界。
 明日、安藤氏が来たら、小竹先生と話を進めるということで。
 まあ予定通り進んでいると言えば進んでいる。ということで、岩下さん予定通り。
 逆に香山(充弘、元総務省事務次官、現自治医科大学理事長)さんが
 2ヶ月前にそういう情報を知らせてくれたから、ジタバタしなくて済む。
 かえって甘い期待は持たずに」


香山さんっていうのは、ネットジャーナリスト協会(チャンネルJ)が
地域づくり総務大臣表彰の仕事を受注し始めた当時の総務省の事務次官。
うーん、そういうことか。。。


佐田「今年も希望退職、できれば1人で頑張ろうと思っていたけど。
 私の今読んでる本で『これからの「正義」の話をしよう』ってのがある。
 みんな十数人が路頭に迷うよりは、最大多数の最大幸福という理屈で言えば
 1人か2人の犠牲者を選択するのが常道であると。
 こういうときのために私は一生懸命あの本を読んでんだよ」

赤坂「それはそれでしょうがない。もう一人誰かを」


「今年も希望退職、できれば1人で」って、僕のことだよね(笑)
もともと、僕は辞めさせようと考えてるってことだよなあ、冷静に聞くと。
けど、マイケル・サンデル先生の本が出てくるとは。意外にミーハー。
虎ノ門白熱会議室。


佐田「経済産業省の資源エネルギー庁長官が、ある日突然クビになったと。
 『明日から何もありません』と言って
 有馬先生が大学教授のポストでもって言ったけど
 もう3人押し込んだって言うんだから、有馬先生でも無理だろうと。
 だって今教授って言うのは、有馬さんがこの前、教授を半分にしろって言ってた。
 要するに、どこもかしこも大変」


佐田氏の言葉に、零細企業の経営者の苦労、悲哀みたいなものを
感じないわけではない。
どんな形でも、人を辞めさせるってのはイヤなもんなんだろうね。
だから、マイケル・サンデルと。


けど、僕はそんなこと言ってる立場でもないのだ。
ウチのドル箱と言える仕事が無くなる。
希望退職は間違いなく僕が標的となる。
いよいよ決戦が始まるって感じ。