チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

解雇予告を受けました!

初エントリーが解雇予告になってしまった。
 
 僕の名前は「ひとり」。
 ひとりで外部の労働組合に入っているから「労働組合ひとり」。
 ふたり以上いれば労働組合はできるんだけど、僕は「ひとり」。
 「労働組合ひとり」になって1年。
 いよいよ“解雇”と言ってきやがった。
 「労働組合ふたり以上」になる希望は捨ててないけど
 「ひとり」でやるしかないのよね。


※この稿がブログを立ち上げた初エントリーだったので、こういう書き出しでした。


 
 15時頃、柳下総務経理部長、安藤嘱託社員(前総務部長、組合対策で復帰)
 に呼ばれて会議室へ。


柳下「希望退職を2名募集して応募者が1名だったので
 残りの1名について社内で検討した結果
 あなたを解雇の対象に考えると今日付けで予告の通達をさせていただく」


 と言われ、『解雇予告書』と『就業規則』を見せられた。

                

 

                 解雇予告書


hitori001 殿


 下記の理由に基づき、あなたを本日より30日後の平成22年12月16日をもって解雇することを通知します。


                  解雇事由

       就業規則第15条第6号及び第7号による2号に準じる事由


 
                                  以上

 
株式会社チャンネルJ  代表取締役社長 佐田 正樹

 ちなみに、
 

弊社の就業規則第15条(解雇)
2 勤務成績または技術が著しく低劣であり、職種変更または配転を行ってもなお就業に適さないと認めたとき。
6 会社の経営上やぬを得ない理由があるとき
7 その他前各号に準ずる理由があるとき。


「具体的にわからない。『技術』がどう『低劣』なのか?
 『職種変更または配転』はないし。どう『やむを得ない』のか?」

安藤「希望退職をして、人件費の削減をしたりというやむをえない事情があって
 2名希望退職を募ったけれども1人しか来なかった。
 それで人選を進めていたところ、こういう解雇の条項に当てはめて
 読んでもらいたいということです」

「僕の質問の答えになっていないと思うんですけど」
安藤「低劣という表現ではないけども、技能的なことで言えば、会社の方針があって
 それに比較して見て行くと、完全に2号ではないけれど
 それに準ずる程度のものがあると認定したと」

「どういう風に準じて、どういう風に低劣で
 何故僕なのかということを答えてください」

安藤「今、時間的に十分話すアレはないし
 解雇の理由はそこに書いてある通りなんで」

「だから、その理由をわかりやすくと。全く説明になってないと思うので。
 もう一度繰り返します。『勤務成績』『技術』がどう劣っているのか。
 仮にそうだとするならば、先ほど会社の方針に合わないとおっしゃいましたよね?
 『職種変更』『配転』やってないですよね?」

安藤「やってなくたって事実上判定できるわけだよね。
 今までの業務の実施状況だとか、上司の判定だとか
 いろいろなことを踏まえて、そういうものには適さない」

「と勝手に判断したと」
安藤「そういうこと。勝手にじゃないよ」
「勝手にでしょ。
 だって、具体的に、こう、こう、こうだからって話はないですよね?」

安藤「それを具体的に示せっていうなら示すけど」
「うん、示して」
柳下「今は就業規則上で、こういう理由で解雇予告をします」
「今言った以上の説明、僕の質問には今答えてくれないとということですか?」
安藤、柳下「…」
「ですか?」
安藤「そう。今はね」


 柳下、安藤から『解雇予告書』の受領書(なんなのよ。それ)に
 サインをしろと迫られるが拒否。


 その時間、佐田代表取締役社長は社内にいらっしゃいました。
 わずか20人足らずの会社。自分で渡しゃあいいじゃねえか。


 ユニオンに電話しようとして外に出たら
 昨日昼飯を食べていろいろ話した後輩にバッタリ。


「解雇と言われたよ(笑)」
後輩「何もできなくてゴメンナサイ」


 一言一句憶えているわけじゃないけど、そう言ってくれたと思う。
 予想してたことなのに、僕もうわずった声をしていたと思う。

 会社帰りにユニオンへ。善後策について相談。



 多少補足いたします。
 会社は9月29日〜10月12日の期間で希望退職者を2名募集。
 しかし、1名しか手を挙げなかったようなので、僕を解雇することに。
 この希望退職の内容、経緯に関しては
 別途、日時をさかのぼる形でエントリーいたします。

 同時進行と過去の振り返りが混在して、わかりにくいかもしれませんが
 お付き合いいただければ嬉しいです。