チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

全体朝礼で解雇通告

 
 全体朝礼。
 チャンネルJは月の始めと真ん中の2回、全体朝礼をやる。
 月の真ん中のほうは、社員がアイウエオ順に毎月ひとりずつ
 3分間スピーチ(笑)というのをやる。
 今年の春からやり始めたのだが、僕に順番が回ってくるのは来年の2月か3月。
 解雇予告通りなら、会社にいねえよ。思う存分スピーチしてやるのに。
 いつもはスピーチだけで終わりなのだが
 今回はそのあと佐田代表から話があった。


 佐田「来年4月以降(財)地域活性化センターの仕事が事実上打ち切りで、
  センターの仕事は我が社の利益の半分以上であり、かなり危機的状況。
  経営再建計画を取締役会その他で確認しまして
  その柱として、希望退職を2人お願いするということにしました。
  10月12日に締め切りましたが、1人は達川さんに手を挙げていただきました。
  もう1人をどうするか、ずいぶん社内で検討した結果
  結局指名でお願いするっていうことで

  昨日hitori001さんのほうに、1ヶ月前の予告ということでお願いしました。
  これから1ヶ月の間はこれまで通り仕事を継続するってことで
  飯嶋常務、班長の連絡のもとで
  業務に混乱のないような形で処理できればと思っています。

  来年4月以降の事業計画を今精査しています。
  皆さんにも賃金カットその他多大な協力をお願いしておりますが
  日本を代表する会社JALが指名解雇をしなきゃいかん。
  そういう厳しい状況のなかで中小企業として精一杯頑張っているということで
  皆さんの理解と協力をお願いしたいと思います。以上です」
 柳下総務経理部長「以上で朝礼を終わります」
 僕「すいません。事実の確認を…」
 柳下「個人的な話はあとで」
 僕「いいえ。解雇と言われましたが、僕は受け入れてません。
  理由も『ちゃんと教えてくれ』と昨日言ったんですけど
  答えていただけませんでした。

  改めて言いますけど、解雇されるつもりはありません。受け入れません。
  で、JALとか言いましたけど、新聞を読んでいただければ
  うちの会社と状況は違うということはわかると思います」
 柳下「散会してください!皆さん」


 佐田代表、近づいて来て

 「あなたの解雇理由について説明したいので時間があれば」

 と、会議室に連れていかれる
 柳下、飯嶋常務も佐田に促され同席。


 佐田「解雇理由についてみんなの前で
  あなたの能力、性格、その他いろいろ説明するというのも可能でしたが
  あなたもこれから、たぶん新しい職場で仕事をされることになる。
  そういうときに、こういう公開の場所で
  あなたの能力、性格をいろいろしゃべるのは忍びないので
  説明しなかったということです」

 僕「僕はあの場で説明してくれとは言いませんでした。
  解雇予告書は佐田さんの名前で出されているし
  昨日いらっしゃれたんじゃないかと思います」

 佐田「私も社業その他で忙しいんで、担当担当で処理しています。
  いずれにせよあなたは受け入れないということですから、
  それなりの対応をやってくると、我々としても考えざるを得ません。
  解雇の理由を知りたいということですが
  労働協約何条ってことで具体的に。労働協約書については
  そこに置いてあるんで、ご覧いただければわかると思います」
 僕「就業規則ですよね。労働協約じゃなくて」
 佐田「就業規則。照らし合わせて見ていただければ結構です。
  それから、具体的なことについては
  これまで何度もあなたに繰り返し説明しておりますので

  改めて言う必要もないと思いますし、成果主義を導入するってことで
  個々の社員の成績評価についても役員会その他でこれまでやっている。
  そういうなかのみんなの評価ってことも多大な理由になっている。
  そういうことを、これまでの経過のなかで、あなたも十分ご承知でしょうし、
  あなた自身が考えている能力と、会社から見て
  あなたが従業員として、会社にどれだけの貢献をしたかということについては
  多大な開きがあるというのも

  あなた自身、十分、これまでの経過のなかで了解していることだと思います。
  それでなおかつ、あなたは受け入れないということですから
  あなたの対応を待ちたいと思います。以上です」
 僕「まず、具体的に何度も説明したと言ってますが…」
 佐田「もう具体的に、今しゃべった以上のことは必要ないと思います。
  いろんな法的措置をこれからお取りになるんでしょうから
  そういうなかで、こちらとしても対応したいと。
  忙しいのでこれで終わりにしたいと思います」

 僕「結局何も説明してくれなかったと」
 佐田「いやあ、だから」
 柳下「(割って入る)」
 僕「具体的なことは…(佐田、席を立つ)佐田さん!
  (柳下、飯嶋に)まあ、わかりました。
  このことはありのままの出来事としてわかったので」

 佐田「(部屋を出て行く)」
 僕「さようなら〜」


その後、すぐに
柳下総務経理部長から全社員にメール。
以下の文書が添付。


社員各位

                 お知らせ

                               総務経理部

     このたび下記の人事がありましたのでお知らせいたします。

                  記

        解雇予告   平成22年12月16日付 解雇
               報道制作部 hitori001
 
                                  以上


 その場ではヘッと思ったけど。
 見返してみると、ヒドい「お知らせ」だよね。
 文書で何か物々しく書けば、それでいいと思っているのか。


 ユニオンに連絡。