チャンネルJのJはJapanのJ?JournalistのJ?

旧タイトル「労働組合ひとり」。チャンネルJという朝日新聞OBが作った原発ムラの末端の末端くらいの会社で、ひとりで労働組合に入って活動してたら解雇されました。もともと労働組合を通して会社と戦う話のつもりだったのですが、紆余曲折ありまして。。。あくまで原発問題は脇筋です。ただ、天下国家を偉そうに語る連中の姑息なインチキがムカつくので、今も盾突いてます。

ユニオン氏と会ったよ

他の人を気にせず率直な話をしたかったので
組合の近くの初台のドトールで話をした。


僕から自分の結論を伝えた。

  1. 改めて僕の個人名で佐田代表に書面を送り、社員たちの前で僕に対して謝罪文を読み上げてほしいという意思を伝える。
  2. 受け入れられなければ僕個人とは和解するつもりはないと判断せざるを得ず、こちらとしても和解とは認めたくないので、僕が得た解決金を会社に返却する。


ユニオン氏は大筋了解してくれた。

  1. については、既に同内容の文章を5月20日に送っている。今回は「要求を受け入れてくれなければ和解したとは思わない」といったような、相手を追い込むような表現は止めたほうがいいとユニオン氏に言われる。下手に出すぎるのは本意ではないが、礼を逸しないことは重要なので、こちらの希望をなるべくソフトに伝える文章にすることにした。
  2. については、お金を会社は受け取らないだろうと言われたが、返すものは返すと。


いろいろ話してみて思ったんだけど、ユニオン氏は、僕が会社に文書を出して、会社が僕に対して反応するのではなく、ユニオンや労働委員会にケツを持ってくるのが、やっぱり嫌みたいなのだ。
まあ、担当として立場は無いだろうし、僕もユニオン氏に迷惑をかけたいわけではない。


「組合を辞めてやったほうがいいのかなとも思っているんですけど」
ユニオン「そのほうが筋は通っているだろうね」
「このまま僕が会社に文書を出したら組合にどう言うんですか?」
ユニオン「本人の言う通りやらせたと言うよ」
「知らなかったことにしてくださいよ」
ユニオン「それこそできない。一体どういうことかと組合から説明させられる」


ユニオン氏は、自分からは僕に対して「組合を辞めろ」とは全く言っていない。
そういう意味では、やっぱりいい人だし、僭越な言い方だけど人間として信頼できると思う。
だから関係も壊したくない。


「会社に、組合を辞めたと伝えて、あくまで個人としてやっていることだと明確にしたほうがいいと?」
ユニオン「そんなこと言わなくていい。組合という後ろ盾がいないとわかったら、会社は強気になる。脅迫されたとか言ってくるかもしれない」
「けど、会社から組合に問い合わせは来るでしょ?」
ユニオン「個人でやったことだから関係ないと言うだけ。もう組合員じゃないとはわざわざ言わない」


「ひとり」が名実ともに「ひとり」なったときのことも心配してくれている。だったら、組合を辞める必要はないって言ってくれればもっと嬉しいが、そこまでは言ってくれない(笑)。


近日中に、会社宛の文書を書いて、送る前に確認のためユニオン氏に見せる。
そのときに組合を辞めるかどうか決める。
ということにして、ユニオン氏と別れた。




組合は辞めたほうがいいんだろうなと思っていた。ほぼ辞めるつもりになっていた。
けど、時間が経つにつれ、迷い始めた。


何でそこまで組合に気をつかわなきゃいけないのか?


労働委員会は佐田代表を引きずり出せる審問まで行かずに終わった。僕は「和解」によって個人として法律に訴える権利を失った。「和解」に納得してないと意思表示するためにはお金も返さざるを得ない。組合を辞めたら何の後ろ盾もない。まさに手足をもがれたダルマさんだよ。
一方、組合は無事解決金の2割持って行く。「ひとり」が辞めれば、何をしようが類は及ばない。
当人のいない場での謝罪は、謝罪としておかしいというのは、それほど常識外れではないはず。それを組合員が主張したいのに力になってくれない組合って何なのだろうという気もする。


僕は専従の組合員のなかで、ほとんどユニオン氏だけとコミュ二ケーションしてきた。だから実質的に、ユニオン氏=組合である。
しかし、気持ち的にはユニオン氏≠組合である。組合にはやはり組織の論理というものがあるような気がする。今日はユニオン氏の本音のようなものが聞きたかったし、それなりに聞けたような気がした。けど組合の思惑とユニオン氏の考えがどう違うのかリアルにはわからない。
ユニオン氏に、あまり迷惑かけたくない。組合のなかで責められるようなことになってほしくない。
けど、僕が組合を辞めるのが、筋を通すために良いのはわかるのだが、組合にとってあまりにも都合が良すぎるのが気になるのだ…


どう思いますか?
少ない読者のかた、ご意見をください。


何のコメントも寄せられなければ、誰も読んでないことがわかる禁断の質問ですが
勇気をもって呼びかけてみます(笑)
よろしくお願いします。