会社に頼んでみる - チャンネルJのJはJapanのJ？JournalistのJ？

朝、東京ユニオン事務所に行く。
ユニオン氏がいた。

改めて話をした。
喧嘩にならないように、なるべく気持ちをわかってもらうように話をした。
・和解そのものが嫌だから言い出したのではない
・単純に自分の勘違いに気づいたということ
・もちろん自分が悪いし、いくら責められても仕方が無い
・けど、何とかならないか

ユニオン「あんなに時間かけて考えて、みんなの前で読み上げたんだよ！」
僕「そうです。おっしゃる通りです。こっちの案を向こうが飲んだということで
　和解が成立するという思いで頭がいっぱいで
　文書の一言一句まではきちんと目で追えてはなかったんです」

リアルに考えて「和解協定書」を今から引っくり返せるとも思えない。
だから、僕が会社と調整する方向に話は向かった。

話してる途中で、東京ユニオンに東京都労働委員会から連絡があった。
チャンネルJから、今日の朝礼で文書を社員に読み上げたと連絡があったというのだ。
ほらね。さっさと終わらせてきた。
和解が成立したのが昨日の18時すぎ。それで今朝社員に発表。
社員に朝礼を告知する時間なんかないじゃん。
内輪で報告してそれでお終いだったんだろうね。
社員は誰も知らないのかもね（ま、知りたくもないだろうけど）。
少なくとも、社員全員に告知しようという意志は無い。
やっぱり、そういう会社なんだよ。
それでも、もちろん「和解協定書」違反じゃない。
僕はメールで社員全員に解雇を告知され、全体朝礼で解雇だと言われたんぜ。

ユニオン「じゃあ、会社宛の文書を書いてみてよ」
僕「わかりました。すぐ書きます」

それで、書いたのが（多少ユニオン氏がチェックして直した）以下の文章。
住所はユニオンで名前はhitori001。
組合員hitori001として出す書面ということになる。
宛先はチャンネルJの佐田代表だ

　　　　　　　　　　　　　　和解に関する緊急のお願い

　東京ユニオンのhitori001と書きましたが、実質的にはhitori001個人からお願いがあります。
　2011年5月19日、東京都労働委員会において、都労委平成22年（不）第125号不当労働行為事件につきまして和解協定書を取り交わしました。
　第３項「会社は、下記文書を組合及びhitori001に交付するとともに、会社の朝礼において同文書を社員に読み上げる」とありますが、僕はそれを「hitori001立ち会いのもと佐田代表が会社の全体朝礼において同文書を社員に読み上げる」ということだと早合点しておりました。そうは言っても、既に協定書は締結済み、本日の朝礼で文書を読み上げたというご連絡も伺いました。常識的に今から引っくり返すことはできません。しかし、僕の前で佐田代表がみんなに文書を読み上げてくれるのが、僕にとっての和解の必須条件だったのです。
　つきましては、何とかもう一度「『hitori001立ち会いのもと佐田代表が会社の全体朝礼において同文書を社員に読み上げる」ことをお願いできないでしょうか？そちらの指定した日時に参ります。大変不躾なお願いであることは重々承知しております。お断りになれば諦めます。ただその時は和解はならなかったと個人的に理解いたします。解決金も僕は受け取りません。もちろん、和解協定書自体は遵守いたします。
　この度のこのお願い、何ら他意や策略があるわけではありません。僕の単純な愚かなミスです。どうかその点は信用してください。
　お手数かけて大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。

ユニオン氏に見せたら、了解してくれた。

帰宅してFAXで会社に送る。一応確認のため電話をする。
柳下（仮名）総務経理部長が出た。佐田代表は出かけてるとのことだった。

連絡先として書いたのは僕の家の電話と携帯。
家で反応を待つ。

ユニオン氏に電話をする。

ユニオン「FAXで送ったの？書留とかで送ったほうがいいよ」
僕「早いほうがいいと思ったので。書留でも送ります」
ユニオン「労働委員会の事務局から電話があって、『会社から、“こんなものが
　送られてきたけど”って連絡がありましたけど』って言われたから、それは
　関係ないですって言っておいた」
僕「そうですか…」

再度帰宅
結局この日は、僕宛には会社から反応は無かった。
佐田代表は僕の携帯番号を知ってるし、書面にも書いた。
本当に“和解”したいと思っているのなら
僕の申し出を受けるかどうかはともかく
いったいどういうことなのかと、直接連絡してくればいいはず。
彼から連絡が来る可能性はあると思っている。かなり低いとは思うけど。
けど、来ないなら来ないで
彼の人となりというか本性みたいなのが見えてくると思うのだ。

結局、ひとりなんだ。
組合の力を借りてとか思うから、ややこしいことになったんだ。
自分が弱い分、ズルい分は、必ず返ってくる。
ユニオンとチャンネルJとは和解した。
僕とチャンネル J、佐田代表とは和解してない。
そういうことだ。